クリニカルセラピストKeiko と美容家Caoruのスペシャル対談が実現。日本だけでなく世界中の国で活躍している二人が本音で語る対談式のコラムです。
毎月1回開催しているインスタライブとクリーンビューティーレッスンでKeikoが伝え続けている本当のオーガニックとは?
▼プロフィール
Keiko
クリニカルアロマセラピスト。英国アロマセラピーカンパニーブランドディレクターでトレーニングスクールの学長を務める。卓越した美容技術、知識、ビジネスセンスを持つ。イギリス在住。
Caoru
各界のVIPや大女優をそのゴッドハンドとホスピタリティで虜にしてきた美容のスペシャリスト。美容コンサルティング、企業プロデュース、認定講師など多方面に活躍中。日本ビューティープロフェッショナル協会代表理事を務める。日本在住。
セラピー(Therapy)という考え方 -
Caoru:前回のトークでリラックスやリセット方法が大事だということに触れたんですけど、Keikoさんそれこそ日本とイギリスのセラピーや代替療法に対する考え方の違いとかも聞きたいですね。
Keiko:そうですね。
その、日本っていうのは、みんなマーケティングやテレビとか、雑誌とか、有名人とか、そういったものに流されやすいじゃないですか。
だけど、もっといろいろなことを知って知識を持てると、もっとこういうことが「普通」なってできるようになるともっといいですね。
もっともっと日本もハーブショップが増えたらいいなと思います。
Caoru:本当にそうですね。
Keiko:あと、だからまじめにやっている所の本当の話は届かないよっていうのがあるんですけども。(笑)
やっぱり私たちアロマセラピーカンパニーは、Caoruさんが気付いていただいたように、その成分の良さにすごく着目していて、本当に良いものだけを選んでいるんです。
だから、前回の話で呼吸を整えることにすごくいいって言っていただいているのがまさにそこで。やっぱり、なんていうのかな、すごくいいものが入ってるんですよ。すごく(笑)
Caoru:ルイーズにこだわりがあるからこそ、すごいいいもの!なんですね(笑)
Keiko:例えば、エルダーフラワーは昔から本当に万能薬だし、呼吸を深くしてくれるにはフランキンセンスがいい。それから女性に優しいローズ。気持ちに元気をくれるネロリも入っている。その他にもいいものが何種類も入っているんですけど。
全てがプラスで入ってるということも、全部いいと!
Caoru:聞いているだけでいいのがわかる。
Keiko:本当に、話すともうすごく長いんですけど(笑)
良いものをうまく取り入れて使ってあげるっていうのがすごい大事だと思う。
Caoru:そうですね、最近こう伝えると周りが納得してくれることがあって。
私が最近伝えてるのは、アロマは香料じゃないんだよって伝えてるんですよ。
アロマって一般的には香料としてしか認識されていないようですよね。
Keiko:そうです、そうです。
Caoru:だから、数滴アロマを香料で入れてるでしょ。
だから、ちゃんとした処方のものって値段が高いって思われてしまったりとかするので、いやそれは香料じゃないよ、きちんと効果効能の成分として処方するんだよって。
でもそれをすると、前にルイーズやKeikoさんが言ってたように、何に対してどのぐらい入れるというのがやっぱり大事になっていて、アロマをきちんと処方として効果効能があって、やっぱり使っていくと良いものはきちんと知っているべきだし。
香料としてちょっと入れていればいいのかもしれないけど、そうじゃないよね本当はって思うし。
Keiko:納得。そうなんです。Coruさんが言ってる通り。
日本ではアロマは、香料、芳香、いい香りだけと思ってる人たちが凄く多すぎて。。すごい残念です。
本当にCaoruさんがが言っていただいたように、本当に色々なな効果効能があって、もともとは植物は薬だったということがあるので、きちんといえるものじゃないと。
Caoru:そうですよね、やっぱり前回言っていた副交感神経をパチンとスイッチをいれてくれて、呼吸深くなって眠くなる。
そうなるべき香りをきちんと処方として作ってるからそうなるわけですね。
Keiko:そうなんです。いい香りみたいなものだけでは呼吸は深くならないじゃないですか。
Caoru:そうですね
Keiko:だからこそ、違いとかを分かってもらえると、やっぱりきちんと良いものの価値を理解して、きちんとして使ってもらえることがいいんじゃないかなって。
Caoru:なるほど、それとやっぱりストレスのちょっと向き合い方と、レメディの話も出てくると思うんですけども、イギリスの場合は、そのストレスの向き合い方というのはどうですか?
セラピーに通う方とか多いですか?
Keiko:そうですね、まずいくつか方法があって、イギリスではコーヒーショップのように沢山のセラピストがいるんですよ。
なので、今日は気分が優れないからとか、なんかストレスを感じるからって言って、若いお子さんでもポンと気軽に行けるような環境ですね。
Caoru:結構多いんですね。
Keiko:はい、なのでそういったセラピストのところをまず使って、それから二つ目はやっぱり元気になるこということで体にいいことをやる。
なので針とかそうですね、あとハーブも。
Caoru:本当にそうですね。
Keiko:あと、アロマを使う方たちもすごい多いです。
Caoru:なるほど。
Keiko:そういうのはイギリスはすごく行きやすいし、それから教会でもお金を取らずにカウンセリングしてくれるんですよ。
Caoru:へえ、アメリカと似てる感じですかね?
Keiko:そうですよね。アメリカは、お医者さんに行くのがすごく高いじゃないですか。
だからセラピーとかハーブとか、代替治療とかにみんなが行く。
イギリスは、お医者さん無料で行けるんですけど、すぐ薬を出されてしまうので
Caoru:え、病院は無料なんですか?
Keiko:無料ですよ。妊婦さんも無料で出産できます。
ただ、なんて言うんですかね。ある程度の年齢になるとお金を払って、薬代は払わなきゃいけない。
妊婦さんとかは、薬代とか全部国が持ってくれたりするんですね。
国が税金を必ず保険代として、それは日本もそうですよね。
だから、いいこともあれば悪いこともあるんです。
無料だから最低限しか見てくれないし、最低限のものしか出してくれない。
Caoru:うーん、なるほど。高度治療は受けられる?
Keiko:よほど酷くない限り受けません。だからプライベートの保険で通常の病院を受けてからプライベートの病院に行くっていう人がいます。
Caoru:なるほどね、さっき言っていた病院はすぐ薬を出すんですね。
Keiko:出します薬は。結構出すお医者さんたちが多いですね。
Caoru:じゃあ、だからセラピーに行くんだ。
ちょっとストレスがたまってるな、と思ったらすぐに緩和できる人が多いんですね。
Keiko:そうです、それにコロナウイルスであの期間にあったロックダウンの時は、本当に大変でしたがカウンセリングに行ったりすると、思ったよりも今の若者はポジティブ。
なんていうんですかね。自然なものが好き、世界の環境を守りたいという感じで。
頻繁にカウンセリングに行っていて、物事が大きくなる前からちょっと話すっていうのをやりますね。
Caoru:なるほど、なんか日本だとストレスが溜まってると、例えば産業医だったりとか産業カウンセラーや心療内科に行って下さいってなりますよね。
日本は多分もういそがしいし、そんなとこ行ったら変な風に思われるし、なんかもうなんか
見て見ないふりしとこうと思うのかな。
Keiko:おっしゃる通りですね。
Caoru:なんか、ストレスをためてます、たまってるって言っちゃいけない風土があるんですよね。日本は。
なんかストレスありませんとか、私いつも元気ですよ、みたいな風潮がすごくあって。
でも私はいつもストレスない人っていないですよって言ってて、それぐらい感じるかとか、どのぐらい自分の中で今つらいとか、今しんどいからとか。
ストレスがあったらなんか人間としてダメな人とか、そうではないし。
Keiko:そうですね、ストレスってためちゃいけないって言っちゃだめーっていうのをいつも周りの人に言います。
Caoru:そう、それでうまく付き合っていくことがすごく大事かななんて思ったりするんですけど。
Keiko:そうですね。やっぱりイギリスとかヨーロッパとかの方がそこの向き合い方が穏やかだし、ちょっと日本人より甘め(笑)なんじゃないかなって思ったりしますね。
Caori:なんかわかる気がする!
それでは、この話は次回になるかな、ストレスの向き合い方もっと話ましょうか?
Keiko:そうですね。人と違うこともいいんだし、自分がどうなりたいか?それでよいんじゃない?って思えることも話しましょう。
まだまだ続く本音トーク。
コラム連載は、毎月8のつく日に更新予定です。
次回の掲載を楽しみにおまちください。
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