
クリニカルセラピストKeiko と美容家Caoruのスペシャル対談が実現。日本だけでなく世界中の国で活躍している二人が本音で語る対談式のコラムです。
第3回目は、オーガニックの認証や製品開発に欠かすことのできないクリーンビューティー(透明性)についてのお話。
▼プロフィール
Keiko
クリニカルアロマセラピスト。英国アロマセラピーカンパニーブランドディレクターでトレーニングスクールの学長を務める。卓越した美容技術、知識、ビジネスセンスを持つ。イギリス在住。
Caoru
各界のVIPや大女優をそのゴッドハンドとホスピタリティで虜にしてきた美容のスペシャリスト。美容コンサルティング、企業プロデュース、認定講師など多方面に活躍中。日本ビューティープロフェッショナル協会代表理事を務める。日本在住。
イギリス・ヨーロッパ、クリーンへの追及心 -
Caoru:早くも3回目の対談ですね。次のインスタライブが3/18に決まったのでその前にもう一つ、アロマセラピーカンパニーがこだわっているクリーンビューティーということについて話していきましょう。
Keiko:そうですね。クリーンとは、そのままの意味で透明性があるということです。
Caoru:以前にフランスのテレビで見たんですけど、企業に取材に行ってそれが本当のことかどうかを追及していくみたいな番組がありました。
Keiko:こっち(イギリス)もそういう番組多いですよ。
例えば有名で活躍しているブランドの会社にいきなり入って行って、これはどういうことですか?質問するの。それで答えられないとすごく探るんですよ。
Caoru:そう、大きい会社とか有名とか関係なくですよね(笑)
Keiko:ちょっとこわいんですけど、すごくリアル。(笑)
Caoru:海外では透明性に関する一人ひとりの信念がすごいなと思うんですよね。

Keiko:実は、アロマセラピーカンパニーも先月に、ソイル・アソシエーションの査定を受けました。
また好成績でパス(合格)できたんですけど、でも言われるんですよ。
「いつでも通りかかったら突然入るから、全部用意しておくように。」って。
ルイーズと二人でキャーってなってます。(笑)
Caoru:わーーーそれは大変(笑)。
でもそれだけの透明性がやはり大事だっていうことですよね。
K:そうなんです。本当に。
今回の査定でも、材料の在庫が最初にどのくらいあって、そこから何が何個できて、どこに出荷したか?
その在庫は、どこからとったのか?その材料はどこからきているのか?
何度も聞かれるんです。
製造番号から全部調べて。検査のものは書類の順番に関係なく突然選ばれるので、どの精油が最初にくるかわからない。精油だけじゃなくプロダクトも突然聞かれるのですごく緊張します。

Caoru:やっぱりそういう部分で透明性が維持できるんですね。
Keiko:そうなんです。まず協会が認定している材料を使っているか?、変なところ(違法なところ)に販売していないか?、いい加減なことをしていないか?とか。
とにかく細かくて厳しい。
あとは、容器。いくら中身が良いオーガニックの材料を使っていても入れる容器が悪かったらダメじゃないですか。
だからちゃんとした容器、オーガニックが対応できる容器かどうかも全部調べられるんです。
Caoru:なるほど!
透明性を維持していくというは、すごく大事ですよね。
Keiko:それ以外にも、今度はお客様先にも透明性。
お客様が調べたかったら全部調べられる情報を納品書に書かなきゃいけないんです。そういうことを全部やってます。
なかでもブレンドが一番大変。例えば、日本でも人気があるシナジーブレンドのアロマオイル。
色々な成分(精油)を混ぜたときに、これが(材料)どこからきて、どのくらい使っているかなど全部計算するからすごく大変。
なので、わたしたちこの時(査定の時)ばかりは、shaking(シェイキング:ガクブル)って感じです。
ソイル・アソシエーションの人はみんないいひとなんですけどね(笑)
Caoru:そういうことろが消費者の味方っていう感じがして、すごく私は共感しますね。
Keiko:本当に大変なんですけど、Caoruさんの言う通りで、私たち(アロマセラピーカンパニー)は、協会の認証を取得しているいうこともありますので、やはり透明であるべきだと。
代表のルイーズは、本当に嘘がつけない人で正直。そして私もスポーツをやっているのでコソコソするのは好きじゃない。(笑)
本当のことしか語れないので、ここまで言っちゃっていいの?ってことまで言っちゃってますけど、それがわたしたちの良いところなんですね。
その他にクリーンの意味は、使ってクリーン。気持ちや肌がきれいになれる。
海に流れてしまっても環境を汚さないクリーンという意味もあります。

Caoru:すごいことだと思います。そういう文化の世界でちゃんと作っている正統派なイギリスブランドなんだって改めて思いました。
ぜひもっと浸透していけたらいいなと思っているんです。
Keiko:ありがとうございます。今後のインスタライブもリアルに感動や体験ができるものを準備しています。
そうしたらライブに合わせてコラムも花粉症対策を話しましょうか?
Caoru:そうですね。この時期困っている人が多いですよね。
前回のインスタライブもすごく喜んでいただけましたから、また楽しみです。
まだまだ続く本音トーク。
コラム連載は、毎月8のつく日に更新予定です。
次回の掲載を楽しみにおまちください。
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