マンダリン:Mandarin(Citrus reticulata)

 

寒くなるこの季節に、多くの女性が感じる悩みといえば<冷え>。

最近では、温活というキーワードにも聞きなじみが出てきて、<身体を温める=冷やさないこと>は、健康、美容の観点から話題になっています。

 

身体をやさしく温めてくれる自然の力、ハーブやアロマセラピーをもっと身近に取り入れていただけるように、クリニカルアロマセラピーと東洋医学の知識も交えて、冷えの対策、身体を温めるアロマセラピーの精油についてお話しています。

 

日本の冬には欠かせない蜜柑、柑橘系の香りが持つ温かいイメージは、どんな人にも幸福感とリラックスをもたらしてくれる香りをとして人気がありますね。

 

今回は、柑橘系の香りから、マンダリン精油についてです

 

 マンダリン:Mandarin(Citrus reticulata)

 

マンダリンは、日本の温州みかんと同じ仲間にあたります。常緑樹で高さ5m程に成長し、香りの良い星形をした白またはピンク色の花と卵形で暗緑色の葉が交互になっています。

原産は東アジアで、ブラジル、スペイン、キプロス、ギリシャ、シチリア、テキサス、カリフォルニアなど、暖かい地域で栽培されています。

 

マンダリンの皮を乾燥させたものを陳皮(ちんぴ)といい、中国の伝統医学には重要で欠かせないものでした。

精油は、新鮮な果皮から低温圧搾法で抽出されます。

マンダリンの歴史

 

マンダリンは、18世紀に中国からヨーロッパに持ち込まれ、すぐに商業用として広がり、南ヨーロッパと北アフリカで栽培され、1845年に、北アメリカにタンジェリンとして紹介されました。

 

マンダリンとタンジェリンの違いは、果実の成長過程で果皮の色が黄色からオレンジ色をマンダリン、オレンジ・橙色から赤いものをタンジェリンと呼びます。

 

フランスでは、子供の消化不良やしゃっくりに、安全な療法として普及しています。

また、消化機能や肝臓を強化すると考えられているため、高齢者にも使用されています。

 

お子様が、落ち着きのないときや、過度にはしゃぎすぎているときにも効果的です。

 

マンダリンは、気持ちを幸せにして元気にしてくれる香りです。

不安や落ち込みを感じている人に良い選択になります。

 

 

マンダリン精油の効能

 

鎮痙作用、鎮静作用、駆風作用、胆汁分泌促進作用、消化促進作用、強肝作用、抗真菌作用、抗感染作用、リンパうっ滞除去作用、健胃作用

 

 

 

 

 

 

マンダリン精油の心理的作用

 

心理的作用は、神経性の緊張をほぐし、欲求不満、イライラを和らげます。

スイート・オレンジ(Sweet Orange)やベルガモット(Bergamot)と非常によく似ています。

 

マンダリン精油の東洋医学的な視点

 

東洋医学では、「胃・腸・肝」の気を調整する働きがあります。

 

・胃と腸の気を調整し腸機能を改善するため、消化不良、腹痛、嘔吐などに良いです。

・脾と胃の気を穏やかに強