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身体を温める~アロマセラピーと東洋医学~

更新日:2020年8月14日

寒くなるこの季節に、多くの女性が感じる悩みといえば<冷え>。

最近では、<温活>というキーワードにも聞きなじみが出てきて、<身体を温める=冷やさない>ことは、健康、美容の観点から話題になっています。

そして、空気が冷たく、乾燥するシーズンには風邪やインフルエンザも心配になりますね。

身体をやさしく温めてくれる自然の力、ハーブやアロマセラピーをもっと身近に取り入れていただけるように、クリニカルアロマセラピーと東洋医学の知識を交えて2つの精油のストーリーをお話します。

 

東洋医学の考え方

東洋医学では、衛気(えき)が外界の邪気から身を守ってくれる防御壁の役割を果たしてくれると言われています。

衛気(えき)が満たされていると、免疫機能の向上のほかに、代謝を上げ、お肌に潤いを与えてくれます。

しかし、身体の冷え、睡眠不足、ストレス、運動不足、喫煙などにより肺機能が低下すると、抵抗力が下がるために風邪などの影響を受けやすくなってしまいます。

References:Aromatherapy for Healing the Spirit by Gabriel Mojay / ITHMA Course Notes

The Complete Guide to Aromatherapy by Salvatore Battaglia

 

身体を温めて衛気(えき)を高めてくれるアロマセラピーの精油、日本人にもなじみが深くて、自然療法で使用されてきた長い歴史があるジンジャー。次回は、ジンジャーの精油のストーリーをお話します。

次回の更新を楽しみにお待ちください。

 

私が住んでいる奥入瀬渓流は、雪が積り真っ白になりました。

ひっそりと静まり返った森の中に鳥の鳴き声が響いています。

 

■ 著者プロフィール

英国IFPA認定アロマセラピスト

丹羽 春美(にわ はるみ)

青森市出身。十和田市在住。高専卒業後、SE会社勤務を経て、英国Institute of Traditional Herbal Medicine and Aromatherapy にアロマ留学。ディプロマコース終了後、上級者コースに進み、妊産婦のためのアロマセラピー、不妊症へのアロマセラピー、ベビーマッサージの知識を深める。

2011年帰国後、青森の産婦人科で常勤アロマセラピストとして、患者様へのトリートメント、産前産後分娩時のトータルアロマセラピーケアに関わり、ベビーマッサージの講師を務める。

現在は、夫と1歳の娘と奥入瀬渓流のそばで田舎暮らしをしながら、産科での勤務経験をいかし、地元でのベビーマッサージ講師、アロマトリートメント。またヨガ教室やアーティストの方などへのオリジナルの香り作りをして活動中。

 

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